【新型コロナウイルス関連銘柄まとめ】株価から投資家心理を読み解く

こんにちは。セミリタイア投資家ののぶた(@nobuta_retire)です。

昨年12月より猛威を振るっている新型コロナウイルスによって、2020年2月は世界同時株安の様相を見せました。

特にビックカメラ(3048)などインバウンド銘柄は厳しい下落を強いられています。

一方で、新型コロナウイルス関連銘柄は思惑買いが続いています。

今回は、新型コロナウイルス関連銘柄の株価をまとめて、投資家心理を読み解いてみたいと思います。

マスク関連銘柄

ユニ・チャーム(8113)

マスク生産のため1月17日より工場を24時間稼働にすることを発表。「超立体マスク」と「超快適マスク」は受注集中のため、公式通販サイト(DirectShop)での販売を一時的に見合わせています。

ユニ・チャーム

  • 12月2日株価 3,634
  • 1月29日株価 3,761
  • 2月28日株価 3780

凋落率 3.4% → 3.23%

興研(7963)

防塵、防毒マスクのほか、医療施設用マスク「ハイラック」シリーズを展開。結核などを防ぐ高性能マスクが、新型コロナウイルスにも効果ありとの噂で株価は急上昇。

興研株価

  • 12月2日株価 1,309
  • 1月29日株価 3,000
  • 2月28日株価 2,331

凋落率 129.1% → 77.28%

重松製作所(7980)

重松製作所のマスクが、厚生労働省ではSARSやMERSの対策指定品の一つとされていることから、新型コロナウイルス対策マスクとして期待されました。

重松製作所

  • 12月2日株価 701
  • 1月29日株価 1950
  • 2月28日株価 1042

凋落率 178.1% → 87.5%

ダイワボウ(3107)

毎年インフルエンザの季節には盛り上がりを見せるダイワボウ。今回も物色されました。

ダイワボウ

  • 12月2日株価 5580
  • 1月29日株価 6160
  • 2月28日株価 6060

凋落率 10.3% → 7.81%

シキボウ(3109)

インフルエンザ銘柄としておなじみのシキボウ。新型コロナウイルスも同様に関連銘柄として注目されました。

シキボウ

  • 12月2日株価 941
  • 1月29日株価 1365
  • 2月28日株価 1323

凋落率 45.0% → 39.8%

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手洗い、うがい関連銘柄

ニイタカ(4465)

手指の消毒液やアルコール消毒薬品などを展開しています。同社の販売するウイルス除去率99.999%を実現した「ノロスター」は、ノロウィルス対策の薬品ですが、今回の衛生意識の高まりから需要が高まりました。

ニイタカ

  • 12月2日株価 1705
  • 1月29日株価 2614
  • 2月28日株価 2317

凋落率 53.3% → 35.1%

明治ホールディングス(2269)

「明治うがい薬」「明治ハンドウォッシュ」などインフルエンザ関連株としてはおなじみ。

明治ホールディングス

  • 12月2日株価 7530
  • 1月29日株価 7810
  • 2月28日株価 7670

凋落率 3.7% → 1.07%

イワキ(8095)

うがい薬を扱っていることから物色されました。

イワキ

  • 12月2日株価 476
  • 1月29日株価 499
  • 2月28日株価 507

凋落率 4.8% → 5.72%

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抗ウイルス薬品関連銘柄

大幸薬品(4574)

「クレベリン」がSARSやMERSに有効だったことに加えて、「今回の“新型”に対して(中略)過去のデータから推測して不活化させる可能性がある」(広報部)と話すなど同社の自信たっぷりな姿勢から人気銘柄になりました。

大幸薬品

  • 12月2日株価 3370
  • 1月29日株価 3935
  • 2月28日株価 3930

凋落率 16.7% → 15.83%

大木ヘルスケア(3417)

グループ会社の大木製薬が除菌製品「ウイルオフ」シリーズを手掛けていることから人気が高まりました。

大木ヘルスケア

  • 12月2日株価 1036
  • 1月29日株価 1657
  • 2月28日株価 1312

凋落率 59.9% → 25.85%

中京医薬品(4558)

ウイルス・菌を除去する二酸化塩素を利用した「エアーマスク」を販売していることから、買いが集まりました。

中京医薬品

  • 12月2日株価 240
  • 1月29日株価 892
  • 2月28日株価 687

凋落率 271.6% → 185.45%

エーザイ(4523)

「イータック抗菌化スプレー」が、気になるところにスプレーするだけで除菌効果が一週間持続することから、コロナウイルス関連銘柄として物色されました。マナック(4364)との共同開発。

エーザイ

  • 12月2日株価 8072
  • 1月29日株価 8210
  • 2月28日株価 8650

凋落率 1.7% → 6.37%

マナック(4364)

「Etak」を開発。「イータック抗菌化スプレー」が新型コロナウイルス関連銘柄として注目されました。

マナック

  • 12月2日株価 612
  • 1月29日株価 1756
  • 2月28日株価 1174

凋落率 186.9% → 91.04%

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防護服関連銘柄

川本産業(3604)

マスクや防護服を含めた医療用衛生材の代表的な銘柄として注目を集めた模様。一週間連続ストップ高となるなど、投機筋のターゲットにされました。

川本産業

  • 12月2日株価 433
  • 1月29日株価 2591
  • 2月28日株価 1895

凋落率 498.3% → 336.85%

アゼアス(3161)

防護服関連として注目を集めました。

アゼアス

  • 12月2日株価 603
  • 1月29日株価 1451
  • 2月28日株価 1009

凋落率 140.6% → 66.53%

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今回の相場から投資家心理を探る

今回の相場では、マスクや薬品といった例年のインフルエンザ銘柄に加え、防護服関連株なども物色されました。このような、連想ゲームで遠いところのほうが、思惑として資金が集中するように思います。

ただ、同じマスク関連銘柄でも、ダイワボウとシキボウで凋落率にかなりの差があったように、事前に吹く銘柄を予測するのは困難です。

また、1月末時点では米国株などは比較的堅調でした。2月後半はパンデミックの懸念から世界同時株安が引き起こされましたが、関連銘柄が急騰したタイミングは1月末時点くらいまでで、懸念が本格化した2月にはすでに動きは鈍くなっていました。

このような新型のウイルスは、かたちを変えて何度も騒動になりますが、今回の急騰銘柄が、次回も急騰するとは限りません。

今回の銘柄の平均凋落率は、平均106%もありました。関連になりそうな銘柄全てを買っておき、どれかが吹くのを待つというのが現実的かと思います。